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ブルース・リー「截拳道への道」 [太極拳]

以前、「太極拳マスター」を目指す私の原点の一つとして、「燃えよカンフー」というテレビ映画と、その主演のデビッド・キャラダインについて書きました。
こちらです[>]燃えよカンフー デビッド・キャラダイン演ずる拳法の達人への想い

本日は、そのデビッド・キャラダインと因縁の深いブルース・リーについて、書きます。

映画スターであったブルース・リーの、もう一つの顔は、言わずと知れた中国武術家です。
ブルースは、師匠である「葉問(イップマン)」より教えを受けた詠春拳をベースに、節拳(弾腿門)などのカンフーの技術、レスリング、ボクシング、サバット、合気道、柔道などさまざまな格闘技、フェンシングなどの技術・エッセンスが取り入れられている武道 截拳道(ジークンドー)を創始しています。

私の手元に「秘伝截拳道への道」という一冊の古い本があります。

せっけん道2.jpg

これは、1970年に背中に重傷を負ったブルースが、養生を余儀なくされた6カ月間の間に書き溜めた書類を、一冊の本にまとめたものと言われています。

大学では「哲学」を専攻していたというブルースだけあって、記載された言葉には、いちいち重みが感じられます。その膨大な言葉の中から、「心の章 禅について」より、ほんの一部引用させてもらいましょう。

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■武道において悟りを開くという事は、「真の知識」即ち「真の命」を不明瞭にするものすべてを消滅させることである。同時にそれは無限の拡張を意味する。実際の焦点は、全体に合併していくある特殊の部門を修練することにあるのではなく、むしろその特殊な部門に流入し、結合する全体に対しておかれているのである。

■空(くう)というものは、此と彼の中間に存在するものである。空はあらゆるものをふくみ、その逆を持たず、それが除外するものは何もない。それは生命の空である。万物はそこから生じるのであり、その空を理解するものは、生命と力とすべての生き物に対する愛情とで、溢れるのである。

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どうです?
格調高すぎて、「なるほど、そういうことか」とはなりにくいですよね。
では、もう少し短くて、素直に心にタッチしてくるような言葉を引用します。

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■無を定義づけることはできない。きわめて柔らかいものは、ぶつっときれたりしない。

■自我の意識は、あらゆる肉体活動の適切な行為にとって最大の障害である。

■病に逆らわず、共に生き、その相手をしてやるのだ。こうすることがそれを取り除く方法である。

■確言は、その中で主張されるものにこだわらずに、それ自体が行為であるときのみ禅である。

■確かな教えはない。私が与えるものは、一部の患いのための適当な薬にすぎない。

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この本には、このような言葉が鬼のように詰め込められています。
こんな難しい事書いていたのは、ブルースが30歳になったかならないか、くらいの頃ですよ。
凄いです。でも、そうとう面倒くさい奴だったのかも知れませんが。


また、この本には、技術面での気付を書き留めたと思われる、多数のスケッチが掲載されています。研究熱心さに驚きますし、絵の上手さにも感心させられてしまいます。

IMG_7884.jpg

いかがですか!
ブルース・リーはただのアクション俳優でなかったという事が、
改めてご理解頂けたのではないでしょうか。


加えてブルースは、自己プロデュース能力に長けていたことが特筆されます。

1940年、演劇役者の次男として巡業先のアメリカで生まれたブルースは、生後3か月余りでサンフランシスコで制作された映画に出演。香港に戻ってからは8歳頃より子役として多くの映画に出演しています。

正式に武術を学んだのは、香港での少年時代に、葉問のもとで修業をした5年間ぐらいのものです。18歳でアメリカに渡った後も、独自の研究は続けましたが、試合などの実戦経験も少なかった(香港時代にケンカはしまくっていたようですが)にもかかわらず、大学時代にはすでに中国拳法の道場を開設経営。
俳優経験者だけあって、自分を売り込むのが得意だったのでしょうね。

そして、1966年の「ロングビーチ国際空手道選手権大会」に、“参戦”するのではなく、詠春拳のデモンストレーションで“参加”。これがTVプロデューサーの目にとまり、TVドラマ「グリーンホーネット」のでの準主役に抜擢されました。
これも、将来映画スターになるための、計算された行動であったようにも思えます。

これをきっかけに、ハリウッド俳優やプロデューサーに武術の個人指導をしたり、TVや映画のゲスト出演をするようになっていくわけです。あとは香港での映画出演・制作を経て、その評判を受けてハリウッドに戻り、「燃えよドラゴン」主演へと繋がって行きます。

背中の大怪我や、香港に戻る前のアメリカでの、俳優としての若干の挫折はありましたが、ほぼブルースの目論見通りに事は進んでいったのではないでしょうか。


ブルースの生涯の目標が、映画スターになることそのものか、自分の創り上げてきた「截拳道」を広める手段として映画スターを目指したのか、本当のところは本人しか分かりません。
しかし、どちらにおいても、偉大な業績を残したのは疑いようのない事実です。

そして、「燃えよドラゴン」の成功を目にすることなく、ブルースは天に召されます。
最後に自らの死をもって自らを永遠の伝説にしたという、結果として最高最強の演出をしたのは、いかにもブルースらしいと言えるのかもしれません。


さて、紹介したこの本の前書きを、ブルースの奥様であったリンダさんが書いているのですが、次のような言葉で結んでいます。

「この本を読み終わったときには、きっとブルース・リーをもっと理解していただけることと思います。しかし私は、それ以上にご自身を理解されるよう願っております。心を無にして読み、理解し、そして経験し、ある地点に達した後は、もうこの本をお捨て下さい。(ブルース・リーの妻)」


私は、死ぬまでこの本を捨てられそうにないようです。


「私、ヌンチャクを振る真似事できます」という方、
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春場所 稀勢の里優勝! なんてドラマチックな千秋楽!! [スポーツ]

相撲ファンでない方すみません。
最近多い相撲ネタです。

大盛り上がりの春場所が終わりました。
幕内最高優勝は、新横綱の稀勢の里関でした!

稀勢の里 春場所優勝2b.png
出展 NHK NEWS WEB

今場所は、4横綱のうち、白鵬が五日目から早々の休場。
日馬富士、鶴竜の2横綱も精彩を欠く中、新横綱 稀勢の里は堂々とした横綱相撲で勝ち続け、12日目が終わった段階でただ一人の全勝。この調子からすれば、多くのファンの期待どおり「無事に、新横綱 稀勢の里の優勝で春場所は決まり!」と思っていた矢先に、大アクシデントが発生してしまいました。

13日目、対横綱 日馬富士戦で、押し倒されて土俵から落下、左肩から胸を負傷。
しばらく動けなかった、苦痛で顔を歪めていた、取組後病院へ直行した、などの様子からこれは重症かもしれない、と誰もが思ったことでしょう。ニュースでは親方衆の「軽症であってほしい!」といった、祈るようなコメントも報じられておりました。

しかし翌14日目、なんと横綱 稀勢の里は強行出場。
でも左肩から胸にかけてのテーピングが痛々しい。優勝の可能性が残されていること、それと横綱の責任感からの出場だったかと思うのですが、無理をしすぎです。

この日の相手は、横綱 鶴竜。鶴竜も手負いの相手に相撲を取りづらかったと思います。
しかし、勝負の世界は非情なもの。力を入れられない稀勢の里は、あっという間に寄り切られてしまいました。

さて同じ14日目、稀勢の里対鶴竜戦の2番前に、前日 稀勢の里に土がついたことで12勝1敗で星が並んでいた大関 照ノ富士は、大関復帰のためにはもう1敗もできない琴奨菊を相手に、立ち合いの変化ではたきこんで勝ち、13勝目をあげています。これによって琴奨菊は6敗目となり、場所後の大関返り咲きの道は絶たれました。

この照ノ富士の取り口に、場内は観客からの大ブーイングの嵐となりました。
照ノ富士にも「左足を痛めている」「優勝がかかっている」などの言い分はあるとは思います。しかし大関という地位、恵まれた体格、相手にとってのこの一番の位置づけ、を考えたら、やはり堂々勝負で臨んでほしかったと誰もが思っていましたから。

これによって、
手負いのヒーロー 稀勢の里に対して、勝つためには手段を択ばないヒール 照ノ富士
という構図が出来上がってしまいました。
翌日はこの二人による直接対決。思いもよらないお膳立てです。

さて、翌15日目 千秋楽の結び前の一番が
12勝2敗の横綱 稀勢の里 対 13勝1敗の大関 照ノ富士。
照ノ富士が勝てば優勝が決まる、負ければ相星となり優勝決定戦へ、という大一番です。

稀勢の里は、十分な立ち合いができないため、上手を許し不利な体勢になってしまいます。稀勢の里の身体の状態を考えれば、これで勝負ありか、と思われました。案の定、そのまま土俵際まで寄られましたが、そこから信じられないような粘りをみせ、うまく回り込んで、突き落としで勝利。館内は大声援に包まれました。

そして、鶴竜 対 日馬富士の両横綱結びの一番のあと、優勝決定戦が行われました。
この一番も、身体に無理が効かない横綱 稀勢の里が、照ノ富士の両差しを許し土俵際へ寄られますが、流れを止めることなくその右腕を脇に抱え振り回します。それが見事にきまり、小手投げにて横綱 稀勢の里が勝ちました。

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出展 東スポWEB

この奇跡の2連勝の逆転優勝劇に、場内は興奮のるつぼ(←表現が古い)、NHKのアナウンサーや解説の北の富士さんまでもが、声を上げて大興奮。よく見ると審判員の親方まで思わず拍手しそうになっていました。

だれもこんな展開、起こってほしいとは思ってはいても、
本当に起きるとは予測はしていなかったと思います。

優勝インタビューで稀勢の里関は男泣き。
苦労して勝ち取った優勝だけに、感慨もひとしおだったことでしょう。
「気持ちだけはぶつけようと思った」
「自分の力以上のものが最後に出た。見えない力が働いた」
と、涙を拭いながら語る稀勢の里関。
左手が十分に使えない中、館内の大声援をも味方につけて呼び寄せた奇跡かも知れません。

まさに、相撲史に燦然と輝く、
後世まで語り継がれるであろう 横綱 稀勢の里 逆転優勝劇となりました。

負けた照ノ富士にとっては、14日目の対琴奨菊戦での「変化して勝ちに行った」一番もセットで記憶されるでしょうから、ちょっとお気の毒ですが。

次は、国技館での5月場所。
稀勢の里関には、それまでに負傷を完治してもらい、
今場所同様の大活躍で、さらに大相撲を盛り上げていってほしいと思います。


稀勢の里関のケガの完治を祈念して、
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75万台も売れている、魔法のような土鍋「かまどさん」! [日常雑感]

「カンブリア宮殿」というテレビ番組をたまに見るのですが、
3月23日の放送で、ある土鍋にまつわる話が放送されました。

その回の概要を、同ホームページより引用させていただきます。
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日本の食卓を変える窯元
主婦殺到の"便利土鍋"の秘密

長谷園 7代目当主 長谷 優磁
長谷園 8代目当主 長谷 康弘

長谷園 7代目 8代目2.jpg
出展 カンブリア宮殿ホームページ

主婦の間で噂になっている75万台を売った大人気の炊飯土鍋がある。その名も「かまどさん」。実は、この土鍋15分間中火で加熱し、火を止めて20分蒸らすだけで、釜戸を使って「はじめ、ちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子が泣いても、蓋とるな」で炊いたような、ふっくらとした、美味いご飯が、火加減の調整をしなくても再現できる優れもの。食べた人に、こぞって「もう炊飯器には戻れない」と言わしめる、感動を生む土鍋なのだ。そんな土鍋を生み出したのが、三重県伊賀市にある180年以上の歴史を持つ伊賀焼の窯元・長谷園。古くは、千利休が使用する茶器などを手掛けていたが、その後、清水焼や信楽焼などの有名焼き物の下請けに甘んじてきた窯元だ。そんな下請け窯元が、なぜ空前のヒット商品を生む会社に変貌できたのか?直面する危機を乗り越え、土鍋を使った食卓革命に挑む、老舗窯元の逆転秘話を徹底取材した。
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伊賀焼という焼き物はご存知でしょうか。
番組では、伊賀焼の最大手の窯元である「長谷園」を紹介していました。

長谷園は天保3年(1832)にこの地に築窯して以来、伊賀焼の伝統と技術を継承してきたという、たいへん伝統のある窯元なのですが、信楽焼の下請けや、6代目が始めた建築タイルの製造といった、名前が表に出ることがない製品を主に作られてきました。

しかし、7代目当主 長谷 優磁さんが元受けと大喧嘩して取引が絶たれたり、阪神淡路大震災で建築タイルの剥離落下が問題になり、タイルの需要が急激に落ち込んだりして、経営危機に陥り、ついには18億円という負債を抱えることになったそうです。

そんな大変な時期を支えたのが、息子さんである8代目当主 康弘さんでした。
大手百貨店で勤務をされていた康弘さんは、実家の状況を見かねて職を辞し、家に帰ってきます。そして親子二人での経営の立て直しに挑んだわけです。

お父さんである7代目 優磁さんはアイデアマンでした。
かねてより、温めていたアイデアスケッチに目を付けた康弘さんは、それらの商品化に活路を求めます。

そして最初に商品化されたのが、
米を最高に旨く、しかも簡単に炊ける魔法の土鍋「かまどさん」だったのです。
土鍋2.jpg
         かまどさん 五合炊き  長谷園ホームページより

4年の間に試作品を1000点は作ったといいます。満を持して発売された「かまどさん」は、有名料理研究家の目にとまり、雑誌などで紹介されたりして、主婦たちの間で評判となり、さらに口コミで情報がどんどん拡散され、この大ヒットとなったのです。

かまどさん」の使い方は実に簡単。
たとえば三合炊きで、白米三合なら中強火で13分、火を止めてそのまま蒸らすこと20分で出来上がりです。その間火力の調整は必要なし。熱い底の土鍋の特性が、その調整を勝手にしてくれます。炊きあがった米は、まさに粒が立っている状態!最高に旨そうでした。

今では、そのほかのアイデアが次々と商品化され、人気を集めているようです。
煙を出さずに燻製が作れるものや、蒸し鍋ができる土鍋、焼く・炒めるができる陶板鍋・自火の器、さらには電子レンジやIHに対応した土鍋など、とても伝統工芸品のバリエーションとは思えないような商品展開にびっくりしてしまいます。

現在試作実験中と言って紹介されたのが、ピザを焼く土鍋。焼きあがったピザを美味しそうに頬張る優磁さん。間もなく商品化されそうです。

7代目 優磁さんは言います。
「民具というものは、伝統に固執して変わらないものではなく、文明とともに進化するライフスタイルを体に感じながら、常に時代を見据えたものでなければならない」

そしてさらに付け加えられました。
「作り手は真の使い手であれ!」

優磁さんを中心に、家族みんなで大きなテーブルを囲み、そのテーブルの上には自社製品である土鍋などが、ずらりと並びます。テーブルの上で調理ができるから、調理する人を仲間外れにすることがありません。みんなでワイワイいろんなものを、調理をしながら食べることができるから、家族団欒はこれが一番と相好を崩されます。

また、長谷園で働く方々は、みんな自社製品のファンであり、それぞれが工夫を凝らし、使いこなし、調理と食事を楽しんでおられる様子を紹介していました。


7代目 優磁さんの、道を究めようとする陶芸作家らしさと風貌、それに相反するかのような人懐っこそうな笑顔、柔らかな物腰。そんなお父さんを、やさしく見守り、しっかりと支える、実直そのものといった感じの8代目 康弘さん
お二方とも出会った人をたちまちファンにしてしまう、人間的魅力に溢れています。

陶器というものは、落とすと割れます。
だけど長谷園では、陶器類では普通やらない、パーツ販売をしています。
たとえば、大切に使ってきた土鍋の蓋を割ってしまった!という場合、
蓋だけを買い求めることができるのです。

丸ごと買い替えてもらった方が儲かるに決まっているのに、それをしない。
「良いものを、末永く使ってもらいたい」
こんなところからも、企業としての誠実な経営姿勢が感じ取られます。

決して安い品物ではないけど、絶対これほしい!
そう思わずにはいられない長谷園でした。

[→]「かまどさん」の口コミと実売価格

ウチは冬だけでなく、年中通して鍋料理します、という方は、
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教科書の「聖徳太子」「鎖国」復活へ! [時事]

私は以前
 "「鎖国」、「聖徳大使」が 小・中学の歴史から消える!?” 
という記事を書いていたのですが、
状況一転、「聖徳太子」も「鎖国」も復活となった模様です!

産経新聞の記事の一部を引用させていただきます。
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文部科学省が2月に公表した中学校の次期学習指導要領改定案で、現行の「聖徳太子」を「厩戸王(うまやどのおう)」に変更したことについて、文科省が学校現場に混乱を招く恐れがあるなどとして、現行の表記に戻す方向で最終調整していることが19日、関係者への取材で分かった。改定案で消えた江戸幕府の対外政策である「鎖国」も復活させる方向。
修正した次期指導要領は月内に告示される見通し。
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聖徳太子.jpg
フリー画像より

この2月の改定案「聖徳太子」→「厩戸王」について、意見を公募した結果、
呼称の変更に批判的な意見が多かったとのこと。

歴史学では「厩戸王」という呼称が「常識」であり、「聖徳太子」が不適切な表現といわれると、何か日本人としてのアイデンティティーを否定されたみたいで、いやな感じだったのですが、やっぱり同じような感覚の人が多かったということですね、うん!


開国.jpg
フリー画像より

「鎖国」の方も、改定案の「幕府の対外政策」では、幕末の「開国」との関係が分かりにくい、ということで、「鎖国などの幕府の対外政策」といった表記で検討しているそうですよ。これも、そりゃそーでしょ、な話ですね。

ま、なんとなくすっきりした!という事で、本日はおしまい。


聖徳太子より福沢諭吉が好き、という方は
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大相撲春場所 中日、横綱 稀勢の里全勝で折り返し! [スポーツ]

大相撲春場所が、盛り上がっています。
連日、満員御礼の垂れ幕が下がります。
原因は、もちろん横綱 稀勢の里の大活躍!

大横綱 白鵬が早くも途中休場、
日馬富士、鶴竜も前半戦で2敗と、やや精彩を欠いている中、
新横綱 稀勢の里は怒涛の8連勝で、中日勝ち越しです。

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出展 時事通信

稀勢の里は、今日の取り組みでは、松鳳山にもろ差しになられ、土俵際近くまで後退しましたが、最後は小手捻りで逆転勝ち。

どちらかというと、右腕を振り回す「ラリアット」みたいなのが効いていたように見えたのですが、左で抱えていた小手を捻った方を決まり手としましたですね。ま、いいけど。

今場所では、今日の相撲が一番危なかったかな、とは思いましたが、最後は地力の差を見せ付けました。いまのところ、新横綱が、いちばん「横綱相撲」を取っておられるようです。


同部屋の、関脇 高安も8連勝。
このまま行って、同部屋対決なんかも期待できそうな勢いです。


それと、関脇に陥落した 琴奨菊 が現在6勝2敗。
あと4番勝ち、星を10勝とすれば大関に返り咲くことができます。
後半戦の盛り上がりネタになる可能性大の予感がします。


そして、期待の前頭十二枚目 宇良!
中日に勝って、星を4勝4敗の五分としました。

無題.png
出展 日刊スポーツ

本日の決まり手は「送り出し」。
決まり手としては珍しくないものですが、今日は魅せてくれました。

得意の反身 や すかしで、対戦相手の 琴勇輝 を翻弄し、最後は自分も一緒に土俵から飛び出して行くような、とってもトリッキーな戦いぶりで、観客を大いに沸かせていました。
ぜひ勝ち越して、来場所以降も幕内で大暴れしてもらいたいものです。


浪速の春は、大相撲で大いに華やいでいるようです。


今場所、勢いのない 勢関の、後半戦での奮起に期待して
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大変だ! スギ花粉が飛びまくっている!? [日常雑感]

花粉症で苦しんでいる方には大変申し訳ないのですが、私にはまるで他人事なのです。
そーとー鈍感な体質なのでしょうね。これはこれで、どうかとも思うのですが。

ただ、聞くところによると、なんでもなかった人が、ある日突然発症!なんてことがよくあるそうなので、油断はできないのですが。


2月から4月ごろはスギ花粉が飛び交う季節です。
ウチの二人の子供たち(といっても両方成人)は花粉症に苦しめられています。
ウチの嫁もまるで花粉症知らずなのに、なんでこうなるの?なのです。

とくに娘の方が重症のようで、外出するときはマスク&サングラスです。
さすがにサングラスでは花粉の侵入は防ぎ難いようで、
「目を取り出して洗いたい!」といったボヤキを発しています。

花粉症とはなんぞや?と調べてみたのですが、
簡単に行ってしまえば、花粉に対するアレルギーってことですね。
くしゃみや鼻水や涙は、そんな異物を体外へ排出しようとして起こっている反応。

いやぁ、人の身体というのは、よくできているものです!
なんてことを言うと、他人事だからそんな余裕の発言をするのだ、
と、お叱りを受けそうです。


そこで、お詫びの気持ちを込めて、花粉症の方にぜひ試してほしい、自分でできる対策の一つを紹介したいと思います。

それは、漢方ではおなじみの「ツボ」を刺激する方法です。
次にあげる、4つのツボを指圧してみてください。
押し方としては、指の腹を使いゆっくり加圧していき、ピークでわずかに維持した後、じんわり力を抜いてちょっと間をあけ、繰り返すといった感じでよいと思います。

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     フリー画像よりお借りしました

1.百会(ひゃくえ)…頭のてっぺんにあるツボ。耳と耳、鼻から後頭部に線を引き、その交点が百会。万能のツボですが、鼻の通りを良くするとともに、頭痛、めまいなどに効果があります。

2.上星(じょうせい)…百会から額のほうに下がった、髪の生え際(生え際がない方、失礼をお許しください)から少し上にあるツボ。めまい、鼻づまりなどに効果的です。

3.印堂(いんどう)…左右のまゆげの間にあります。鼻水、鼻づまりの他、心を落ち着かせるためにも使用されます。

4.合谷(ごうこく)…手の甲の親指と人差し指の付け根の間で、押したら圧痛を感じるところ。これも万能なツボですが、主に頭痛、歯痛、のどの痛み、目の充血の緩和に効果があります。
合谷.gif
   フリー画像よりお借りしました

実はこのほかにも、症状を抑えるといわれるツボがいくつもあるのですが、まずは上記の4か所を試すのがヨイかと思います。

ちゃんと理由があります。

ツボというのは、体中に張り巡らされた14本の経絡という「気」の通り道にある「点」です。
そして、1~3のツボは、背中側の中心線を通り、頭~顔の中心線を経て上顎まで達する「督脈」という経絡上にあります。そしてこれを、体の前面の真ん中を通る「任脈」とつなぐと、身体を縦に1周することのできる、いわば経絡のメインストリートになるのです。

この環状メインストリート督脈~任脈に、「気」をぐるぐる巡らすことを「小周天」といい、気功の奥義のひとつです。「小周天」ができれば、あらゆる病気が治るともいわれています。

漢方治療の本来の考え方は「体質改善」です。
そういう意味で、「対症療法」的にいろんなツボを試す前に、メインストリートにあるツボから試すのが正道だと思うのです。

④のみが、手陽明大腸経という別のルート上にあるツボなのですが、ここは万能のツボとして知られており、お試しコースに加わっております[わーい(嬉しい顔)]


経絡に敏感な人とそうでない人がいますので、効果のほどは個人差があるとは思いますが、試して体に悪いという事はないので、お気軽にどうぞ!

これで治ったら儲けもんでしょ!
あ、すんません。また「他人事」発言してしまいました。


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速さこそ真髄! 空手 荒賀龍太郎選手 [空手]

空手が東京オリンピックの正式種目に決まってから、
各種メディアにも取り上げられることが少しずつ増えてきました。
空手ファンの私にとっては、うれしい限りです。

空手競技は、「組手」と「型」の2部門があるのですが、
組手部門で今一番注目されているのが、荒賀龍太郎選手です。


荒賀選手を簡単に紹介しましょう。

キッコーマン荒賀2.png
上段突きを決める荒賀龍太郎選手。 出展 キッコーマンの荒賀選手応援サイト

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■荒賀龍太郎(あらが りゅうたろう)
■1990年10月16日(現在 満26歳)
■身長  184cm
■体重  83㎏(-84㎏級で各大会に参戦中)
■主な戦績
<国際試合>
並べて書くには多すぎるので、概要を!
物凄い数の国際試合で優勝、上位入賞。
そして昨年ついに、第23回世界空手道選手権大会 優勝!
2007~2016 全日本空手道連盟ナショナルチームメンバー(10年連続)

<国内試合>
こちらもかいつまんで!
高校時代無敗。
国体7連覇!
全日本空手道選手権大会5回優勝!などなど
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もう、どうしょうもないぐらいすごい選手です。
さて、そんな荒賀選手ですが、攻撃の仕方でスランプになったことがあります。

2015年に放送されたTV番組「アスリートの魂」で荒賀選手が密着取材を受けていました。
その回のタイトルが「速さこそ真髄 空手 荒賀龍太郎」。

番組では、荒賀選手の日常の練習と試合の様子から、ちょっとしたスランプに陥り、それを克服するため、新たな「突き」を習得するまでを追いかけていきました。

荒賀選手は、相手選手が動き出す瞬間に反応し、先に上段突きを決める「先の先(せんのせん)」というカウンター攻撃を得意としています。しかし、これは相手が先に動こうとしてくれなければ、決めることができない戦法です。対戦選手たちも荒賀選手のことを研究し、不用意に攻撃を仕掛けてこないようになり、この戦法を使えないことが多くなってきます

ある試合で、荒賀選手は相手がなかなか攻撃してこないのに焦り、自ら動き出して逆にカウンター攻撃を受け、敗れてしまいました。このまま「先の先」戦法に頼るだけでは、勝ち続けて行くことは難しいと判断し、自ら先に動いても決めることができる、そんな突きの習得を目指します。

解決の糸口を、古流の沖縄空手「泊手」に求めます。荒賀選手を指導したのは、
泊手の嫡流伝承者 沖縄拳法空手道の山城美智師範でした。

山城師範は、荒賀選手の動きを見て、すぐにある癖に気付きます。突きを出そうと動き出すときに、わずかに体が沈むのです。この予備動作を相手の選手は気付いていたはずだと指摘。古流の「起こり」がない突きを伝授します。

その結果、まったく「タメ」を作らず、停止状態からいきなり猛スピードの突きを繰り出せるようになったのです。スパーリングパートナーをしていた選手は、「これはかわすことができない」と、かなり驚いる様子でした。

もともと世界一のスピードといわれていた荒賀選手の突きですが、動き出しの気配を消すことで、さらに大きく攻撃力を増しました。そして、次に参加したアジア大会では、新たな突きが威力を発揮して見事優勝したのです。


TV番組としてはここまででしたが、主な戦績の欄に書いたように、昨年の世界大会でも優勝されたのです。現時点において、日本では敵なし、世界でもほぼ頂点の実力でしょ、間違いなく。

これだけの選手ですから、どうしても2020年の東京オリンピックでの活躍に期待してしまいます。しかし、その時までおよそ3年半あります。今がピークとも思えるこの状態を維持できるのか、ちょっぴり心配です。

当然、「がんばってほしい」という思いがあるのですが、その反面、3年半という期間に、荒賀選手を脅かす、新たな若い選手が育ってこないのもまずいかな、とも思うのです。

いずれにしても、荒賀選手には、当分は目立った活躍をしてほしいものです。
柔道の世界チャンピオンといえば、一般的にも知られた存在ですが、空手はまだそこまでの認知度がありません。もっともっとメディアに取り上げられるようになり、東京オリンピックにむけて空手界と世間を大いに盛り上げて行ってほしいと思います。

がんばれ、荒賀選手!
応援していきます!!


空手の人気が高まって行くことを祈念して、
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面白いもの売ってますねー。

遥かなる竹富島に想いを馳せて、「絵」を描きました [絵]

今日は、1枚の絵をアップします。
作画は、私です。

160504竹富島の絵3.jpg

「沖縄行きたい、けど行けない」と、日ごろぼやいている私が、
ホントに石垣島へ行ったのは、もう6年も前のことです。

その時、よくある観光のパターンで、「竹富島」に渡りました。
おきまりの「古い家並みの中を牛車で巡る」観光を済ませたあと、
自転車をレンタルして向かったのが、コンドイビーチでした。

コンドイビーチってこんな感じです。
コンドイビーチ2.jpg

アップした絵は、そのコンドイビーチに出る手前にあった、樹木のトンネル。
浜側から、そのトンネル越しに、ここへ続く道を見たアングルです。

自転車の4人は、一緒に行った仲間たちです。
海水浴を楽しんだあと、再び自転車乗ってトンネルを抜け、浜を去るシーンですね。

この絵は、水彩画家の「森田健二郎」という方が提唱する、
「トレース水彩画」という技法を真似て描きました。

写真をトレースして下描きをするので、この呼び名となっています。
この技法の最大の売りは、トレースするのでデッサンが狂わない事。
仕上がりの完成度は、「塗り絵」の技術で決まります。


[>] 制作工程を紹介すると、
・写真を、描きたいサイズでプリンタで打ち出します。
・水彩用の画用紙に重ね、間にカーボンペーパーを挟みます。
・その写真の上から、ボールペンで輪郭をなぞります。
・これで、ラインの下描きが出来上がり。
・次に、漫画用の黒インクで陰影を塗ります。
この段階イメージとしては、「露出過多のモノクロ写真」ですね。
・そして、水彩絵の具で着彩して行きます。
大雑把な着彩→細かい描きこみの順で塗ります。
・最後に不透明水彩の白色でハイライトを入れ完成です。

ポイントは、漫画用の黒インクの使用です。
色つけの前に、絵全体のトーンを、先にモノクロで描いてしまうのです。
漫画用の黒インクは、乾くと耐水になります。
水彩絵の具を重ねても濁らないので便利です。

この絵を描いたのは、昨年のこと。
遥かなる竹富島に想いを馳せて、
なかなか行けないのなら、せめて絵でも描いて沖縄気分を!
で、気持ちだけは、その時沖縄に飛んでいました。

「沖縄行きたい、けど行けない」私は、けっこう大変そうでしょ!?

リトル沖縄「大正区平尾」へ行って気を紛らわせたりもしていますけど、
やっぱり「リトル」ではなく「リアル」で沖縄行きたいですわ!(←大阪弁)

よし、行こう!
きっと、行こう。
そのうち、行こう。
とりあえず、リトル沖縄でも行こうかな。

悶々としながら、今日はおしまい。


「私も沖縄が好き」という方は、
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燃えよカンフー デビッド・キャラダイン演ずる拳法の達人への想い [太極拳]

今日は、「太極拳マスター」を目指す私にとっての、
原点の一つとも言える、アメリカのTV映画&ドラマシリーズの話を一席。

’70年代半ば、カンフー映画が大流行しました。
きっかけはもちろんブルース・リーの「燃えよドラゴン」です。それ以降、日本で馴染みのなかった香港製の「カンフー映画」が日本で次々公開され、大ブームとなったのです。

しかし、そのどれもがみごとにB級作品。
ワンパターンのストーリーに迫力のない殺陣、ブームに乗って量産された雑な造り、これが繰り返されたわけですから、たちまち食傷気味になってしまいました。

そんな中、1本のテレビ映画が日本で放映されました。
「燃えよカンフー」です。

私は、いつものカンフー映画を観るノリで、観始めたのですが、
すぐに「これは何か違う」と気付きました。

その映画は体裁としては西部劇。
しかし主演のデビッド・キャラダインが演じるのはガンマンではなく、
カンフーの達人クワイ・チャン・ケインでした。

005.png
酒場での「つかみ」の格闘シーン。YouTube 動画をキャプチャーしました。

一人の若い男が、砂漠を彷徨うシーンから始まり、西部のとある町に着くところから物語が展開されて行くのですが、ところどころにフラッシュバック的に回想シーンが挟まれていきます。やがて話が進むにつれ、なぜケインがその西部の街にやってきたのかが、それらの回想シーンによって詳らかにされていくのです。

回想シーンでは、中国人とアメリカ人のハーフであるケインが、少林寺に入門を許され、厳しい修行の様子が描かれて行きます。その中でのケインとその師匠であるポー先生との禅問答のようなやり取りが、多感な少年であった私の心に響くものだったのです。

アメリカでは、この「東洋の神秘的な仏教観」みたいなものが受けたらしく、
この後TVシリーズ化され人気を集めました。

日本でのシリーズ放映は、深夜の時間帯にもかかわらず5%程度の視聴率を稼いでいたと記憶しております。当時のことですからビデオデッキなど家にはなく、毎週深夜にリアルタイムで食い入るように観ていたものです。

本作の原案はブルース・リー。
当然、自らが主演することが前提でしたが、「見た目がハーフに見えない」「英語の訛りが強すぎる」などの理由で実現できませんでした(東洋人を主演にできないという差別があったともいいます)。

原題は「KUNG FU(カンフー)」。日本放映時に「燃えよカンフー」としたのは、当然「燃えよドラゴン」の人気にあやかってのことでしょうが、皮肉な話です。

そして、代わりに主役を演じたのが、デビッド・キャラダインだったのですが、
私的にはこちらが大正解!と思っています。

よく指摘されるように、確かにカンフー素人のデビッド・キャラダインのアクションはショボいのです。映画では、巧みなカット割りのおかげで、うまくごまかせていたのですが、続く長いシリーズではボロを出しまくっています。

しかし本作及びシリーズの見どころは、凝ったストーリーと「西洋人がイメージする東洋」という独特の作風であり、デビッドの持つ優し気な風貌や醸し出す雰囲気は、この人以外考えられないレベルでのはまり役だったと思います。それにアクションは付けたし程度でしたから。

それでも私は、数少ないアクションーンは楽しみにしてはいました。ただし「デビッド、今回もがんばれ!」と応援するような気持で観ていたのですが。



さて最後に、ケインとポー先生のやり取りの1シーンを!


「先生、愛する者を失った時は、どうすればいいのですか?」

「まことの愛は決して失われることがない、と知るがよい。死んだ後でこそ、初めて絆の深さがわかるものだ。そして生前よりもより強く、その人間と一つになることが出来る」

「それは長い間知っていて、愛した人の場合だけ、そうなるのでしょうか?」

「時には、ほんのつかの間の巡り逢いにおいて互いの魂を永遠の絆で結ぶ者もある」

「行きずりの未知の人であっても、それは可能でしょうか?」

「魂の世界には、時間の長短はないのだ…」


…やはり深いです。



この作品、今の若い人にも観てもらいたいな、と思われた同年代の方、
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「史上初!プロレス総選挙」観ましたよー!! [プロレス]

3月13日未明、「史上初!現役・OBレスラー200人&ファン1万人が選ぶプロレス総選挙」がテレビ朝日系で放送されました。
私、リアルタイムで観きってしまいました。

この番組、本来は前日の日曜日、午後8時58分からというゴールデンタイム(死語ですか?)に放送されるはずでしたが、前の番組「WBC 日本×オランダ」の試合が長引き、そのあおりを食って、日が変わっての放送となってしまいました。

WBCの試合は、瞬間最高視聴率は32.6%、平均視聴率25.2%だったそうなので、テレビ局の判断は、大正解と言わざるを得んのですが・・・。

とはいえ、古いプロレス者の私としては、プロレス関連の番組が、ゴールデン枠で企画されたことに賛辞を贈りたいと思います。


気になる「プロレス総選挙ベスト20」の結果は
以下の通りです

1位 アントニオ猪木(12964票)
2位 ジャイアント馬場(6562票)
3位 初代タイガーマスク(5625票)
4位 オカダ・カズチカ(4571票)
5位 力道山(4264票)
6位 棚橋弘至(4145票)
7位 ジャンボ鶴田(3479票)
8位 獣神サンダー・ライガー(3471票
9位 三沢光晴(3219票票)
10位 スタン・ハンセン(2635票
------------------------------------
11位 長州力
12位 武藤敬司
13位 小橋建太
14位 天龍源一郎
15位 ケニー・オメガ
16位 橋本真也
17位 蝶野正洋
18位 ハルク・ホーガン
19位 真壁刀義
20位 アンドレ・ザ・ジャイアント


番組は、20位から順番に名前が発表され、本人が特設リングに登場し、それぞれの経歴やエピソードが映像で紹介され、それを観た司会者の爆笑問題の二人や、多彩なゲスト人が補足したり、ちゃかしたりするという、この手の番組の鉄板のスタイルで進行されて行きました。


なかでも、6位の棚橋選手のリングで見せるマイクパフォーマンス
「愛してます」の誕生秘話が心に残りました。

Hiroshi_Tanahashi_2016.jpg
写真はWikipediaより

格闘技ブームに沸いた十数年前、プロレスは不遇の時代を迎えていました。そんな状況の中の2006年、棚橋選手は新日本プロレスの最高峰のIWGPヘビー級王座に挑戦することになったのですが、契約上のトラブルからチャンピオンであるブロック・レスナーが来日不能となってしまいます。

それに伴いタイトルマッチが中止となり、急遽新王者決定トーナメントが北海道の月寒ドームで開催されました。棚橋選手はこれに参加し優勝、ついに念願のIWGP王座初戴冠を果たしました。
そして、プロレス人気が地に落ちていたこんな時にも、会場へ運んでくれ観客に対し、
感極まって叫んだことばが「愛してます」だったのでした。

その後も棚橋選手は、自分たちの世代の選手たちで、必ずまたプロレス人気を取り戻そうと、年間約100試合というハードなスケジュールをこなしながらも、空いた時間を集客や人気確保のイベントの企画や参加に充てたり、自らチケットを売るといった地道な営業活動をずっと続けてきました。
そんな努力が実り、今日のプロレス人気へと繋がりました。

この秘話に、私は素直に感動。古いプロレス者も棚橋選手のファンになってしまいそうです。棚杯選手の苦労話を語ってくれたのが、かつての名選手 山崎一夫さん。UWF時代に何度も試合を見に行きました。見事にやつれたおっさんの風貌になっていたのはちょっと悲しかったけど、お顔を見られて嬉しい。ついでに付け加えると、安生選手も焼き鳥屋のおやじになった姿で出ていましたよ。


さて、その他のベスト10を振り返ります

10位 スタンハンセンの「今」がみられたのはよかったです。天龍との死闘(ほんとに天龍が殺される!と思ったアノ試合が忘れられません)のことで、天龍の「あの時ハンセンはムチャクチャだった」という発言を受け、ハンセンは「お前もクレージーだった」と笑顔で返していました。いいな~、この感じ。

9位 三沢光晴は、「試合中の事故での死」で伝説となったということでしょう。三沢選手といえば「エルボー」と答えていたファンの方が多かったのですが、記録映像を見て納得。確かにエルボーかましくっていましたね。

8位 獣神サンダー・ライガーは私的には意外だったのですが、長く現役を続けてきて、幅広い層のファンを持っているという事なのでしょうか。

7位 ジャンボ鶴田は、「鶴田日本人最強説」が根強く生きているのが分かりました。バックドロップが凄かったのですが、若いころのドロップキックも相当凄いです。驚異の身体能力と無尽蔵のスタミナを持つ天才レスラーでした。

5位 力道山については、かつての英雄伝説は時代を超えて語り継がれている、といったところでしょうか。

4位 オカダ・カズチカは、現在の新日本プロレスのエースです。甘いマスクと、鍛え抜かれた肉体美。そしてプロレスラーとしては近頃まれにみる長身。加えて驚異の身体能力。あの信じられないぐらい高い打点のドロップキックはすごいの一言。スター選手の要素をすべて持っている人です。だから、ほんとは1位にならないといかんのです。

3位 初代タイガーマスクというのはちょっと驚きです。新日本プロレスで「タイガーマスク」として活躍した期間はわずか2年ほど。だから余計に強烈に印象に残っているのでしょうね。

2位 ジャイアント馬場は、やはりここに来たか、という感じです。現在でも「ジャイアント馬場」の名前を知らないという人、はあまりいないのではないですか。かつての人気プロレスラーは国民的スターだったのです。

1位 アントニオ猪木は、ただ一人5桁の得票数で圧勝です。さすがプロレスの生けるレジェンドと感心した反面、まだプロレス界は猪木の呪縛から解き放たれていないのだな、とちょっぴり憂いの感想も湧きます。
「元気ですか~っ」で登場し、「いち、に、さん、ダーッ!」で番組を締めておられました。


個人的には、ミスタープロレス天龍源一郎が14位に甘んじていたのが不満です。

sp_tenryu2.jpg
出展 天龍プロジェクト

私的には猪木、馬場に次いで3位だと思っています。あの余裕かましのジャンボ鶴田を本気にさせての全日名勝負数え唄、阿修羅原と組んでの龍原砲。素晴らしかったです。


古いプロレス者の私としては、ちょっとコーフン気味でいろいろ書きすぎてしまい、長い記事となりました。ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。

でもほんとは、ぜんぜん書き足りないのですが、本日の試合は時間切れでゴングという事にさせて頂きます。


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